山口市・秋吉台②
瑠璃光寺
SLやまぐち号を見た後、まだ行ったことのない瑠璃光寺に行くことにした。
瑠璃光寺は山口市香山町にある曹洞宗のお寺。ここには、国宝の五重の塔があり、寺を中心とした一帯が香山公園(こうざんこうえん)という公園になっている。



国宝の瑠璃光寺五重塔
瑠璃光寺五重の塔は周防(山口地方)を中心に勢力を伸ばした守護大名大内義弘の弟 大内盛見が、室町幕府の将軍 足利義満に反乱を起こして(応永の乱)亡くなった兄 大内義弘の菩提を弔うために造営を開始したもので国宝に指定されている。
現存する五重塔のなかでは10番目に古く、奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺の五重の塔とならんで日本三名塔のひとつに数えられている。
写真で見る限り、大きな庭園の奥まったところに建っているイメージがあったのだが、寺に入ってすぐのところに五重の塔は建っていた。池も思ったほど大きくなく、ちょっと意外・・・
お寺の中に入ると、本堂に向かう階段のそばに後生車というのがあった。





左/後生車 中/瑠璃光寺本堂 右/大念珠
犯した罪を懺悔し、善行を約束して後生車を回すと、一回廻すごとに罪過が浄化されるという。善行は約束できないが、とりあえずたくさん廻しておいた。きっと極楽に行けるに違いない・・・
本堂の横のほうには大念珠という大きな数珠がぶら下がっていた。心静かに念じながら8個の数珠珠を落とすと煩悩が取り除かれるという。
数珠の落ちる音が楽しくて沢山落としていたら姪っ子に注意された。たくさん落とすのは良くないらしい。
でも、自分には沢山煩悩があったからちょうど良かった・・よね?
山口サビエル記念聖堂
瑠璃光寺を出たものの、宿のチェックインの時間まで間があったので、途中の山口サビエル記念聖堂に寄ることにした。
サビエル記念聖堂は、日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの来日400年を記念して1952年(昭和27年に建てられた。ちなみに、山口ではザビエルではなく、サビエルと濁らないのが正式である。

山口サビエル記念聖堂(シンボルの塔が色の塗りなおしで残念な姿だった・・・)
最初に立てられた聖堂は1991年(平成3年)9月5日に焼失し、1998年4月29日に今の聖堂が再建された。
三角形の聖堂は、聖書に記された「神の幕屋(テント)」をイメージし、向かって左側の時計塔のオブジェは「世界に平和をもたらすキリスト」、右側の鐘の塔は天からのメッセージを表しているそうだ。
雨も上がったし、時間もあるので聖堂の方へ歩いてみた。





花壇の花はとてもきれいだった。真ん中はサビエル像。ザビエルといえば、かっぱのような頭のイメージがあるのだが、本当はどうだったのかな?
最初は中に入るつもりはなかったのだが、なんとなく入ってみた。2階は聖堂だが、中のデザインも斬新で他の教会とはかなり違う。
普通の教会は木で作られた十字架やキリスト像がおいてあるのだが、ここの祭壇には銀ピカの十字架が天井からぶら下げてあり、ステンドグラスも現代アートな感じ。
多少違和感があるが、若い人の結婚式にはいいかもしれない。
1階のクリスチャン記念館には、ザビエルの足跡や日本のキリスト教のあゆみが紹介されている。
あまり興味がないのでよく見なかったけど・・・
でも、たまには洋風の建物や彫刻を見るのも気分転換になっていいね。

聖堂の外にあるマリア像。
★★★★★Data★★★★★★★★★★
1.お出かけした日: 2014年4月6日(日)
2.しんどいわポイント(しんどさを表わします):★★★☆☆
3.目的地までの所要時間:3時間
4.走行距離:195.3Km + 4750歩( 徒歩3.4Km)
5.消費エネルギー:ガソリン9.765ℓ + 88.2Kcal (ガソリンはリッター20Kmで計算)
6.地図はこちら
SLやまぐち号を見た後、まだ行ったことのない瑠璃光寺に行くことにした。
瑠璃光寺は山口市香山町にある曹洞宗のお寺。ここには、国宝の五重の塔があり、寺を中心とした一帯が香山公園(こうざんこうえん)という公園になっている。



国宝の瑠璃光寺五重塔
瑠璃光寺五重の塔は周防(山口地方)を中心に勢力を伸ばした守護大名大内義弘の弟 大内盛見が、室町幕府の将軍 足利義満に反乱を起こして(応永の乱)亡くなった兄 大内義弘の菩提を弔うために造営を開始したもので国宝に指定されている。
現存する五重塔のなかでは10番目に古く、奈良県の法隆寺と京都府の醍醐寺の五重の塔とならんで日本三名塔のひとつに数えられている。
写真で見る限り、大きな庭園の奥まったところに建っているイメージがあったのだが、寺に入ってすぐのところに五重の塔は建っていた。池も思ったほど大きくなく、ちょっと意外・・・
お寺の中に入ると、本堂に向かう階段のそばに後生車というのがあった。





左/後生車 中/瑠璃光寺本堂 右/大念珠
犯した罪を懺悔し、善行を約束して後生車を回すと、一回廻すごとに罪過が浄化されるという。善行は約束できないが、とりあえずたくさん廻しておいた。きっと極楽に行けるに違いない・・・
本堂の横のほうには大念珠という大きな数珠がぶら下がっていた。心静かに念じながら8個の数珠珠を落とすと煩悩が取り除かれるという。
数珠の落ちる音が楽しくて沢山落としていたら姪っ子に注意された。たくさん落とすのは良くないらしい。
でも、自分には沢山煩悩があったからちょうど良かった・・よね?
山口サビエル記念聖堂
瑠璃光寺を出たものの、宿のチェックインの時間まで間があったので、途中の山口サビエル記念聖堂に寄ることにした。
サビエル記念聖堂は、日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの来日400年を記念して1952年(昭和27年に建てられた。ちなみに、山口ではザビエルではなく、サビエルと濁らないのが正式である。

山口サビエル記念聖堂(シンボルの塔が色の塗りなおしで残念な姿だった・・・)
最初に立てられた聖堂は1991年(平成3年)9月5日に焼失し、1998年4月29日に今の聖堂が再建された。
三角形の聖堂は、聖書に記された「神の幕屋(テント)」をイメージし、向かって左側の時計塔のオブジェは「世界に平和をもたらすキリスト」、右側の鐘の塔は天からのメッセージを表しているそうだ。
雨も上がったし、時間もあるので聖堂の方へ歩いてみた。





花壇の花はとてもきれいだった。真ん中はサビエル像。ザビエルといえば、かっぱのような頭のイメージがあるのだが、本当はどうだったのかな?
最初は中に入るつもりはなかったのだが、なんとなく入ってみた。2階は聖堂だが、中のデザインも斬新で他の教会とはかなり違う。
普通の教会は木で作られた十字架やキリスト像がおいてあるのだが、ここの祭壇には銀ピカの十字架が天井からぶら下げてあり、ステンドグラスも現代アートな感じ。
多少違和感があるが、若い人の結婚式にはいいかもしれない。
1階のクリスチャン記念館には、ザビエルの足跡や日本のキリスト教のあゆみが紹介されている。
あまり興味がないのでよく見なかったけど・・・
でも、たまには洋風の建物や彫刻を見るのも気分転換になっていいね。

聖堂の外にあるマリア像。
★★★★★Data★★★★★★★★★★
1.お出かけした日: 2014年4月6日(日)
2.しんどいわポイント(しんどさを表わします):★★★☆☆
3.目的地までの所要時間:3時間
4.走行距離:195.3Km + 4750歩( 徒歩3.4Km)
5.消費エネルギー:ガソリン9.765ℓ + 88.2Kcal (ガソリンはリッター20Kmで計算)
6.地図はこちら
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