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井仁の棚田・吉水園③

吉水園(よしみずえん)②

延命の小ぶくろといわれるモリアオガエルの卵塊だが、この袋のようなもの自体は卵ではない。

モリアオガエルは普段は森の中で生活し、繁殖期のみ水辺に集まって卵を産むのだが、卵を粘液で作った泡の中に産みつけるという習性をもっている。

つまり、袋のようなのはカエルの出した粘液であり、卵はこの中に約300~800個あるのだという。

モリアオガエルの卵塊space.jpgモリアオガエルの卵塊
モリアオガエルの卵塊 直径10~15cmくらいと聞いていたが、大きいものは20~30cmくらいある。右の写真の卵塊は産んでから時間が経っているのか、黄色くなって卵が露出している。

他の多くのカエルは水の中に卵を産むのに、モリアオガエルはなぜか水辺にせり出した木の上に産卵をするという習性を持っている。

しかも、その繁殖行為が変わっていて、体の大きなメスの背中に体の小さな複数のオスがしがみついて卵を産み、分泌した粘液をオスとメスが足でかき回して卵塊をつくるのだそうだ。

かなり園内を歩き回ったが、産卵シーンは見られなかった。

モリアオガエルspace.jpgモリアオガエル
やっと見つけたモリアオガエル 思っていたよりかなり大きい

それどころか、なかなかカエルを見つけることもできなかった・・・

モリアオガエルspace.jpgモリアオガエル
メスを待っているのか?なかなかの忍耐力。

やっと見つけたモリアオガエルのオスたちはじっとメスガエルを待っていた。しかも、これからメスガエルにしがみついていくのだから・・・

とぼけた顔をしている割にかなりのやり手である。男として見習わなければいけない・・・・

池の中を見ると、イモリが沢山泳いでいた。泡の中で孵化して落ちてきたオタマジャクシをイモリはぱくぱくと食べてしまい、無事成長できるカエルは少ないのだという。残酷なようだが、これも自然界の摂理なのだろう。

池の中のイモリspace.jpgオタマジャクシ
左/下で待ち構えるイモリたち。右/オタマジャクシ モリアオガエルの子供?

結局、産卵シーンは見られなかったが、小さな命の重みと自然界の厳しさを改めて教えてもらった貴重な一日だった。

でも、やっぱり産卵シーンは見たかったな・・・



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プロフィール

しんどいわ太郎

Author:しんどいわ太郎
いつの間にか、1年遅れになっちゃった・・・
別のブログを立ち上げる予定ですが、ここには季節ネタをちょくちょくあげて残しておくつもりです。
新しいブログにデータを移すのはめんどくさいからね・・・

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