FC2ブログ

備中松山城と高梁市①

備中松山城

仕事で朝早く三次に行っていたのだが、霧がひどくて前が見えないくらいだった。

そんな霧を見ているうちに、霧の海に浮かぶ城として売り出し中(?)の備中松山城になんとなく行きたくなってしまった。

備中松山城
備中松山城

仕事が終って家に帰ったのが夜7時。食事をして風呂に入り、少し寝て午前2時半に出発。

さすがにしんどい・・・・・・

高速道路を走らなくても3時間で着けると思って下道を走っていたのだが、途中暇つぶしにカーナビをセットすると到着予定時刻は午前8時30分と案内され、慌てて高速に乗った。

結局、目的地の展望台に着いたのは午前5時20分。展望台前の道路には沢山の車が停まっていた。

備中松山城展望台space.jpg備中松山城展望台
備中松山城展望台 展望台は、高梁市内ではなく、市内から10kmほど離れた山の中にある。道路からは200mくらい。少しくらい足の悪い人でも大丈夫だろう。山の中だけど道幅も十分に広い。

当然、展望台の上には上がるスペースはなく、展望台の下のがけに空いたスペースを見つけ、こそこそと三脚を立てて朝を待つ。

真っ暗で星はきれいに見えたが、なにぶん初めて来たのでどこにお城があるのかすらさっぱり分からない。ここまで来て何も見えないのではないかという不安で一杯だ・・・

午前6時20分ごろ、ようやく山の形がぼんやりと分かるようになってきた。

試しに一枚撮ってモニターで確認したが、何が写っているのかよく分からない・・・思い切ってISO感度を一杯まで上げて高感度撮影をするとお城が写っていた。なんかよく知らないが、城の真正面にいたようだ。

備中松山城space.jpg備中松山城
左/適当に山を撮った写真 何も分からない・・・ 右/思い切って高感度撮影。お城が写っていて秘かに感激・・・無駄足にならなかったよ・・・

その後、だんだん明るくなって肉眼ではっきりとお城が見えるようになったのは6時30分ごろ。

備中松山城
夜明け前の備中松山城 展望台下からなので木が写りこむ。少し残念。

ずっと見ていると、霧が下の方から上がってきて、急速に流れていく。お城も深い霧に包まれて隠れたり、また出てきたり・・

この年になるまで、霧がこんなに動くものだとは知らなかったよ・・・

この日の岡山の日の出は6時45分のはずだが、空が明るくなってきたのは午前7時ごろ。空がピンク色に染まっていくさまは大変美しい。

備中松山城
明るくなってきた空と備中松山城

霧の海に沈んでいく備中松山城space.jpg霧の海に沈んでいく備中松山城space.jpg霧の海に沈んでいく備中松山城
左の写真から右の写真へ順番に撮っている。霧が流れて城が隠れていくのが分かるかな?写真をクリックすると写真が大きくなるので見てください。

空の美しさもだが、霧がダイナミックに流れていくさまは本当に見ていて飽きない。右手でカメラのレリーズを適当にポチポチ押しながらぼけーと眺めていたが、今から考えると動画モードで撮ればよかった・・・・

7時40分頃から霧に包まれたお城は10分以上たっても姿を現すこともなく、見ていた人も三々五々帰り始めたので、私もその場を離れることにした。折角なので早くお城に登って見たかったしね。

霧に隠れた備中松山城
霧に隠れた備中松山城

最後に別の角度から山の南の方を眺めてみると青空を背景にして美しい雲海が広がっていた。

臥牛山の雲海
臥牛山の雲海

帰る途中でお城の方を見るとまたお城が姿を現していた。もう少しいれば良かったかな・・・

帰る途中で見た備中松山城
帰る途中で見た備中松山城

しかし、霧って朝になったら晴れるものだと勝手に思い込んでいたけど、結局昼頃まで晴れなかった。展望台にいた人は8時ごろに帰る人も多かったけど、もう少し長い時間いても良かったかもしれないね。

自分も帰っちゃったけどね・・・・・





スポンサーサイト



竹原~憧憬の路~⑤

町並み保存地区 その3

竹原に着いたのは朝。憧憬の路のイベントは夕方。たっぷりと時間があるので、ひたすら街中を彷徨った。

大小路space.jpg阿波屋小路
左/春風館、復古館のある大小路  右/大瀬邸のある阿波屋小路

板屋小路space.jpg中ノ小路
左/製塩の盛んな時は盛り場の雰囲気の賑やかな町だったという板屋小路  右/光本邸のある中ノ小路

町並み保存地区にあるお店も町並みの雰囲気を壊さないように配慮して営業されているようだった。

町並みを守るというのもいろいろ大変だね・・・

いっぷくさんspace.jpg麻音さん
左/頼惟清邸前のいっぷくさん  右/春風館近くのカレーカフェ 麻音さん どちらも、ももねこ様が個性を主張・・・

イタリア料理の店 笛吹亭さんspace.jpg酒蔵交流館
左/イタリア料理の店 笛吹亭さん 右/藤井酒造 酒蔵交流館 中で蕎麦屋さんまでやっている。


憧憬の路

そうこうしているうちに、ようやく夕方5時。憧憬の路のイベントが始まる時間が来た。

しかし、空には分厚い雲がかかって時々雨が降る、かなり心配な天気・・・

竹原夕方の空  曇り・・・
普明閣から見た夕方の空 分厚い雲がかかり、時々雨が降る・・・

憧憬の路のイベントは竹原の町並みを竹筒に灯したろうそくで照らすお祭りで、2003年に始まったらしい。

憧憬の路 竹筒space.jpg憧憬の路
左/竹筒のろうそくに明かりが灯される。 右/各家の軒先には竹筒と家紋提灯が置かれて町並みを優しく照らす

憧憬の路space.jpg憧憬の路
水路もライトアップされている

クリスマスの華やかな電飾もいいけど、ろうそくや電球のほんのり光る灯りもいいな・・・

憧憬の広場space.jpg憧憬の路
憧憬の広場

写真を撮るのは難しいけどね・・・

憧憬の路space.jpg憧憬の路(頼惟清旧宅)
頼惟清(らい ただすが)旧宅

憧憬の路 照蓮寺space.jpg憧憬の路 照蓮寺space.jpg憧憬の路 照蓮寺
照蓮寺  今年の照蓮寺はマッサン推しか?階段のマッサンの文字はどうかな~

松坂邸space.jpg松坂邸
松坂邸

竹筒といってもきれいな彫刻がしてあったり、いろんな形に組み合わせてあったりでとても素人が作ったものとは思えないほどだ・・・

町並み保存センター前のオブジェspace.jpgスカイツリー
町並み保存センター

地蔵堂space.jpg酔景の小庭
左/地蔵堂   右/酔景の小庭

人は多いし、雨は降るしでとても疲れてしまったけど、優しい灯りでなにか癒された感のある一日だった。

でも、今度は人の少ない時にのんびりと散策したいなぁ。





★★★★★Data★★★★★★★★★★

1.お出かけした日: 2014年10月26日(日)
2.しんどいわポイント(しんどさを表わします):★★★☆☆(歩きすぎた・・・)
3.目的地までの所要時間:60分
4.走行距離:94Km +20858歩( 徒歩15.2Km)
5.消費エネルギー:ガソリン4.7ℓ+ 688.1Kcal (ガソリンはリッター20Kmで計算)
6.地図はこちら



竹原~憧憬の路~④

町並み保存地区 その2


照蓮寺を出て、本町通りを南側に向かって歩いてみる。

古い町並みのなかでひときわ目を引くのが松阪邸。製塩に必要な薪や石炭の問屋の他、塩田、廻船、醸造業などの多角経営で財を成した豪商だ。

松坂邸
松坂邸 屋号は「澤田屋」。「てり・むくり」を持つ大屋根が特徴。

北側に隣接しているのが岩本邸。松坂邸の離れ座敷として建設されたものらしい。

岩本邸 円形の窓space.jpg岩本邸 千鳥を描いた出格子
岩本邸の円形の窓と千鳥の格子。なかなか洒落た作りだ・・・


松坂邸から少し南に歩いた向かい側にあるのは竹鶴邸。「小笹屋(おざさや)酒の資料館」として、一部公開されている。

マッサンこと竹鶴政孝氏の生家だということで、大変賑わっていた。

竹鶴邸(小笹屋酒の資料館)
竹鶴邸 屋号は小笹屋(おざさや)。元は製塩を営んでいたが、享保18年に酒造業を始めたらしい。ある時、裏の竹藪に鶴が飛来して巣を作ったことを「古来、松に鶴と聞くも、竹に鶴とは瑞兆なり」と喜んで「小笹屋竹鶴」と号したそうだ。

マッサンの生家 竹鶴邸space.jpg小笹屋酒の資料館 内部
左/「竹鶴政孝さんはこの家で生まれました」というポスターも貼ってあった。 右/酒の資料館内部 中では日本酒の試飲や販売も行われている。


地蔵堂

竹鶴邸から南側に行ったところには旧笠井邸という屋敷が建っているが、その一本手前を左に入ったところに地蔵堂がある。

本町通り 突当り
本町通りの突き当たり。笠井邸という屋敷が建ち、町の外が見えないような町づくりとなっている。

地蔵堂space.jpg地蔵堂
地蔵堂 この日は憧憬の路のイベントのために通りから地蔵堂が見えなくなっていた。

地蔵堂は、1610年(慶長15年)の下市村の大火により焼失したものを、1649年(慶安3年)に代官 鈴木重仍(しげより)が再建したものだそうだ。

鈴木重仍は塩田を開き、竹原の発展の基礎を作った人物であり、地蔵堂も塩浜の守護として信仰され、上市の胡堂とともに、町の境界神ともなっているようだ。

愛宕神社
愛宕神社

地蔵堂の隣には愛宕神社という神社があった。江戸時代何度か大火事があり、村が被害を受けているので火伏せの神として火産霊(ほむすび・カグツチ)を祀っているということだ。

木造の家が密集して建っているのだから、火事にはどうしても弱いよね・・・

旧笠井邸

町並み保存地区のメイン通りである本町通りの南端にあるのが笠井邸。塩田の浜主であった笠井清八氏が明治8年に建てた家だそうだ。

旧笠井邸
旧笠井邸。アニメ たまゆらでは、「わたしたち展」の会場になったところだ。

ちなみに内部も公開してくれている。

笠井邸内部space.jpg笠井邸内部
笠井邸内部(2階) 憧憬の路のイベントのために竹が飾ってあるので分かりづらいが、一段高くなったところは畳敷きで琴が置いてある。昔は琴の練習や演奏に使っていたのかな?


アニメにも出てくる建物だからなのか、たまゆらのパネル等が飾ってあった。

笠井邸内部space.jpg笠井邸内部
アニメ たまゆらのパネル

たまゆらのパネルspace.jpgたまゆらのパネル
こんなものまで・・・アニメファンなら外せない場所かも・・・

窓からは竹原の町並みがよく見える。笠井邸を修復し、公開してくれているNPO法人ネットワーク竹原さんに感謝。

笠井邸から見た竹原の町並み
笠井邸から見た竹原の町並み。祭りなので人が多い。朝のテレビ番組ZIPの犬も来ていた・・人の少ない時にまた来てみたいな。





竹原~憧憬の路~③

頼惟清(らい ただすが)旧宅

胡堂のすぐ近くに頼惟清旧宅がある。頼山陽の祖父 頼惟清が紺屋(染物屋)を営んでいた家だ。

頼惟清旧宅
頼惟清(らい ただすが)旧宅 母屋は重層屋根、入母屋造、本瓦葺きで塗りごめ造り。頼家一門発祥の地である。

父親から「男の子が生まれたならば学問をさせよ」といわれていた惟清は、子供たちに熱心に学問をさせ、長男春水、四男杏坪(きょうへい)は儒者となり、三男春風は医者となって家を継いだ。

惟清には、生涯の望みとして、「一、男子を学者にすること」「二、富士山をみること」「三、家を新築すること」の三つがあったと言われているが、3つとも子供たちによってかなえられたという。

頼惟清(らい ただすが)旧宅 土間
頼惟清(らい ただすが)旧宅 土間 入り口を入ってすぐに広い土間がある。右側が離れで紺屋の店舗、左が母屋で住居部分だったらしい。

頼惟清(らい ただすが)旧宅 母屋space.jpg頼惟清(らい ただすが)旧宅 離れ
左/左側の母屋の部分 ここで頼山陽も寝泊まりしたのだろうか?  右/離れの紺屋部分 奥に「生涯一片青山」という頼山陽の書が飾ってあった。

頼惟清(らい ただすが)旧宅 庭space.jpg頼惟清(らい ただすが)旧宅 庭から見た母屋
左/庭。頼家の庭には3つの井戸があるのだが、紺屋用、家事用、書道用と使い分けていたらしい。 右/庭から見た母屋。

庭には、頼山陽の詩碑があった。そういえば、安芸灘大橋にも頼山陽の詩碑があったのを思い出す。鞆の浦の対仙酔楼にも書が残っているというし、広島に本当にゆかりのある人なんだなぁと実感する。

頼山陽漢詩碑space.jpg頼山陽詩碑解説
解説によれば、詩碑には、「この我が家は昔読書をしたところだが、その書斎より裏庭を見れば、山は変わらず緑色に映えている。京に出てすっかり都の塵で心身ともに染まってしまいとても恥ずかしいが、こうして帰ってきて山に向かえば昔のままの景色だ」というようなことが書いてあるらしい。山陽が45歳の時、上京した母を送って広島に行った際、竹原に立ち寄った時の詩だそうだ。

一見ただの古い家だが、後に「三頼」と呼ばれた優秀な3人の子供たちが、実際にここで遊んだり勉強していたのかと思うとなんだか特別な空間に思えてくる。



春風館、復古館

頼惟清旧宅の近くに、春風館と復古館という建物がある。

春風館は、医者となって家を継ぎ、塩田経営も行ったという頼春風の邸宅で、復古館は頼春風の養子である小園が三男の三郎を分家、独立させた家だ。

春風館space.jpg復古館
左/春風館 頼山陽はたびたびこの春風館を訪れたという。 右/復古館

どちらも小堀遠州流の茶人不二庵の設計と伝えられる立派な邸宅だ。外観のみの公開で、内部が非公開なのが少し残念。



照蓮寺

頼惟清旧宅のすぐ北側、胡堂の裏手にあるお寺は、照蓮寺というお寺だ。もとは定林寺という曹洞宗の禅寺で、竹原小早川氏の子弟の学問所にもなっていたという。

照蓮寺 鐘楼門
鐘楼門 たまゆらにも出てくる。

竹原小早川氏は毛利元就の三男が養子となったことで有名な家(後の小早川隆景)。

小早川隆景は謀略の得意な智将で、水軍を率いて山陽方面の攻略を担当し、兄の吉川元春とともに毛利本家を支え、のちに豊臣秀吉の五大老にもなった人物だ。

江戸時代になって領主が変わり、一時荒廃していたのが浄土真宗のお寺として再建され、照蓮寺となったという。

照蓮寺 本堂
照蓮寺本堂 照蓮寺では、頼山陽の父 春水や叔父 春風も学んだそうだ。

本堂の裏手には小祇園(しょうぎえん)という庭園があり、多くの文人が訪れ詩を詠んだという。

入っていいものかどうかよく分からなかったの見る事はできなかったけど、県下でも指折りの名園だというし、いつか見てみたいなぁ。





プロフィール

しんどいわ太郎

Author:しんどいわ太郎
いつの間にか、1年遅れになっちゃった・・・
別のブログを立ち上げる予定ですが、ここには季節ネタをちょくちょくあげて残しておくつもりです。
新しいブログにデータを移すのはめんどくさいからね・・・

最新記事
最新記事の地図
カテゴリ
カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

11月 | 2014年12月 | 01月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


アクセスカウンター
リンク
天気予報
広告エリア










写真素材のピクスタ