吉水園と深入山の紅葉 ⑤
深入山④
山を登るのにかかった時間は約1時間、然るに、頂上での滞在時間は約5分。
どう考えても割に合わないが、体調不良なら仕方ない。
断腸の思いで、直ちに下山することを決断した。

深入山東側
急にお腹が痛くなったので、トイレを探したが、山頂にそんなものがあるはずはない・・・いっそ、野グ○をと思ったが、山焼きされた山は、身を隠すための藪すらない・・・山頂東側にすすきがたくさん生えていたので行ってみたが、すすきの遮蔽力では丸見えだ。こんなに丁寧に山焼きするなよ・・・・
急にお腹が痛くなったので、トイレを探したが、山頂にそんなものがあるはずはない・・・いっそ、野グ○をと思ったが、山焼きされた山は、身を隠すための藪すらない・・・山頂東側にすすきがたくさん生えていたので行ってみたが、すすきの遮蔽力では丸見えだ。こんなに丁寧に山焼きするなよ・・・・
来た時と同じ南登山口ルートより下山しようかと思ったのだが、来た時に傾斜がきついのは確認済み。
慌てて下りると転げ落ちる可能性がある。
南登山口ルートより少し距離があるが、西側の登山ルートを通ることに決めた。

深入山南側登山ルート
南側登山ルートは約1.4Km、対して西側登山ルートは3Km。距離的には南側から降りた方がいいのだが、傾斜がきついので、転げ落ちる危険性がある。転げ落ちた拍子に漏らしては大変だ。
西側のルートは山の中を通る傾斜の緩いコースなので、いざという時には藪の中で・・・ということも考えられる。諸般の事情に鑑み、距離の長い西側ルートから降りることを決断した。
苦渋の決断であった・・・
南側登山ルートは約1.4Km、対して西側登山ルートは3Km。距離的には南側から降りた方がいいのだが、傾斜がきついので、転げ落ちる危険性がある。転げ落ちた拍子に漏らしては大変だ。
西側のルートは山の中を通る傾斜の緩いコースなので、いざという時には藪の中で・・・ということも考えられる。諸般の事情に鑑み、距離の長い西側ルートから降りることを決断した。
苦渋の決断であった・・・
西側登山ルートは距離約3km、南側登山ルートより歩く距離は長いが、傾斜が緩く、森林の中を通るため、森林浴もできるという、ファミリー向けのコースである。
西側斜面の休憩小屋付近にはススキの原もあり、私がここに来るきっかけになった写真も、その西側斜面のススキの原の写真だったのだ。
登山道からは、きれいに紅葉した山なみも見え、足を止めて紅葉を眺めている登山客もたくさんいた。
西側斜面の休憩小屋付近にはススキの原もあり、私がここに来るきっかけになった写真も、その西側斜面のススキの原の写真だったのだ。
登山道からは、きれいに紅葉した山なみも見え、足を止めて紅葉を眺めている登山客もたくさんいた。

西側登山道から見える紅葉した山なみ
西側登山ルートは木がたくさん生えているので、見晴らしはよくない。
しかし、ところどころ、木の間から紅葉した山なみが見えるところもあり、足をとめて紅葉に見入る登山客もたくさんいた。
個人的にはそれどころではなかったので、「ヒッヒッフーヒッヒッフー」とラマーズ法で息を整えながら駐車場にある管理棟トイレを目指す。
男の尊厳をかけた戦いの始まりである。
西側登山ルートは木がたくさん生えているので、見晴らしはよくない。
しかし、ところどころ、木の間から紅葉した山なみが見えるところもあり、足をとめて紅葉に見入る登山客もたくさんいた。
個人的にはそれどころではなかったので、「ヒッヒッフーヒッヒッフー」とラマーズ法で息を整えながら駐車場にある管理棟トイレを目指す。
男の尊厳をかけた戦いの始まりである。
登山道脇に生えた木々も紅葉しており、紅葉狩りを楽しもうというのか、狭い登山道を絶え間なく登山客が行きかっていた。

西側登山道の紅葉
紅葉シーズンのためか、登山客がひっきりなしに通過する。彼らが通過する合間を狙って野グ○するのは難しそうだ。
だが、少ないチャンスを逃してはいけない。いざという時にお尻をふくための手ごろな葉っぱも探しながら歩いたのだが、ちょうどいい感じのものが見つからない。
笹はたくさん生えていたけど、おしり切れそうで嫌だよね。
紅葉シーズンのためか、登山客がひっきりなしに通過する。彼らが通過する合間を狙って野グ○するのは難しそうだ。
だが、少ないチャンスを逃してはいけない。いざという時にお尻をふくための手ごろな葉っぱも探しながら歩いたのだが、ちょうどいい感じのものが見つからない。
笹はたくさん生えていたけど、おしり切れそうで嫌だよね。
登山道自体は緩やかで、子供連れの登山客も多かったが、登山道の両側はかなりの傾斜地になっており、登山道から足を踏み外すと危険である。
私なぞが忠告することではないのだろうが、子供連れの方は子供から目を離さないように気を付けて登ってもらいたいものである。
私なぞが忠告することではないのだろうが、子供連れの方は子供から目を離さないように気を付けて登ってもらいたいものである。

西側登山道
登山道から一歩外れると急傾斜のがけ。
いざというときは、藪の中で・・・と思っていたのだが、完全に目論見が外れてしまった。
普通の人間なら藪の中に入ったが最後、滑落し、遭難してしまうだろう。
こんなところで用を足せるのは、鹿かイノシシくらいではなかろうか。
登山道から一歩外れると急傾斜のがけ。
いざというときは、藪の中で・・・と思っていたのだが、完全に目論見が外れてしまった。
普通の人間なら藪の中に入ったが最後、滑落し、遭難してしまうだろう。
こんなところで用を足せるのは、鹿かイノシシくらいではなかろうか。
下山を開始してから14分。西側の尾根に建てられた休憩小屋に到着。小屋の周りでは、数名の家族がお昼を取っていた。
どうせなら山頂で食べたほうがいいのではないかという気もするのだが、小屋の前には写真で見たススキの原と、その背後には深入山のなだらかな山容が見え、確かにお弁当を広げたくなるような景色ではあった。
どうせなら山頂で食べたほうがいいのではないかという気もするのだが、小屋の前には写真で見たススキの原と、その背後には深入山のなだらかな山容が見え、確かにお弁当を広げたくなるような景色ではあった。

深入山休憩小屋前のススキの原
余裕があれば、パノラマ写真を撮ったり、構図を考えてじっくりと撮影したくなる風景だ。・・・が、この時はそれどころではない。出そうになるのを抑えて手を震わせながらピントリングを回していた。
本当は休憩小屋の陰で用を足すことも考えていたのだが、休憩小屋の前で楽しそうに弁当を食べる家族連れのおかげで、それも叶わぬ夢となった。
弁当は山頂で食べてください・・・・
余裕があれば、パノラマ写真を撮ったり、構図を考えてじっくりと撮影したくなる風景だ。・・・が、この時はそれどころではない。出そうになるのを抑えて手を震わせながらピントリングを回していた。
本当は休憩小屋の陰で用を足すことも考えていたのだが、休憩小屋の前で楽しそうに弁当を食べる家族連れのおかげで、それも叶わぬ夢となった。
弁当は山頂で食べてください・・・・
下山を開始してから40分。駐車場脇にある管理棟が見えた時は本当に嬉しかった。
たかが、1時間程度の登山で大げさだと思う方もいるかもしれないが、私にとっては、なにか大切なものを守り切ったという充実感と達成感を味わえた登山であった。
案外、登山の醍醐味は、こんなところにあるのかもしれない。
たかが、1時間程度の登山で大げさだと思う方もいるかもしれないが、私にとっては、なにか大切なものを守り切ったという充実感と達成感を味わえた登山であった。
案外、登山の醍醐味は、こんなところにあるのかもしれない。
★★★★★Data★★★★★★★★★★
1.お出かけした日: 2016年11月13日(日)
2.しんどいわポイント(しんどさを表わします):★★★★☆
(もう駄目だと途中でなんどもあきらめかけた。自分で自分を褒めてあげたい。)
3.目的地までの所要時間(自宅~温井ダムまで):1時間50分(67Km)
4.走行距離:192Km(自家用車) +12,870歩( 徒歩9.3Km)
5.消費エネルギー:ガソリン9.6ℓ(ガソリンはリッター20Kmで計算)+362.6Kcal(脂肪燃焼量51.8g)
6.地図はこちら
スポンサーサイト