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吉水園と深入山の紅葉 ④

深入山②


山を登り始めてから30分。ようやく頂上が見えてきた。

登山道からの眺望space.jpg深入山頂上
左/登山道からの眺望  右/ようやく見えてきた深入山の頂上
深入山頂上は、右の写真の左側のふくらみのてっぺん付近。下から見て、頂上だと思っていたのは、右側のふくらみ。ここにきて、頂上が思っていた以上に遠かったのが分かり、疲労が倍増だ。

さらに歩き続けること10分。道端に立つ案内板を見ると、山頂まで300mと書いてあった。

まだ300mもあるのか・・・
深入山案内板
深入山案内板
山頂まで後300m、これまで歩いた距離は1100m。
もう着くだろうと思っていたら、これまで歩いてきた距離の4分の1以上をさらに歩かなければならない・・・
あまりのショックに心は折れそう。案内板の傍にあった岩に座り込み、10分以上ぼーっと下界を眺めていた。

ここで、案内板の傍にあった大きな岩に座り込んで一休み。

目の前には、赤や黄色に色づいた紅葉が広がり、疲れた心を癒してくれる。

あと少し頑張らねば・・・・

案内板傍の岩からの眺望
案内板傍の岩からの眺望
上から見ると、赤く色づいた木々がビロードの布のように見える。一本一本は巨大な木なのに、なんか不思議。

意を決して再び歩き始めて6分。ようやく頂上に到達。

しんどかった・・・・・

深入山頂上space.jpg深入山頂上 案内板
深入山頂上
大きな木が生えていない頂上は、360度のパノラマだ。頂上には、山の名前を記した案内板もあるが、そこら中全部山なので、どれがどの山なのかさっぱり分からない。

深入山③


あがった息を整えながら周囲を見渡すと、360度のパノラマが広がっていた。

紅葉した山なみはとても美しく、疲れを忘れるような気がした(まぁ、気のせいだけど・・・)。

頂上からの眺望(臥龍山、聖湖方面)
頂上からの眺望(臥龍山、聖湖方面)(北から北西方向)
中央少し左に見えるのが聖湖(ひじりこ)。樽床ダム建設で造られた人造湖だ。下流には全国的に有名な三段峡がある。右に見える高い山が臥龍山(がりゅうざん)。樹齢200年以上のブナの原生林が広がる、広島が誇る名峰の一つ。残念ながら、2009年の女子大生バラバラ遺体遺棄事件で有名になってしまったけど・・・


頂上からの眺望(臥龍山と、その東側方面)
頂上からの眺望(臥龍山と、その東側方面)
臥龍山の東側には、集落もあり、スキー場が点在している。他県の人は、広島県を雪とは無縁のように思っている人も多いようだが、県北部は豪雪地帯で、ウィンタースポーツも盛んだ。私は寒いのは苦手なので、やったことはないけどね。

頂上からの眺望を楽しんだ後、5分ほど休憩し、ゆっくり写真でも撮ろうかと立ち上がったのだが、突然腹部に違和感を覚えた。

なんか、出そう・・・・・・




吉水園と深入山の紅葉 ③

深入山(しんにゅうざん)①


吉水園を出た後、紅葉の名所として有名な深入山(しんにゅうざん)へと向かった。

深入山は、加計の町の北西約30kmに位置する、標高1153mの草原の山である。

観光案内に載っていた、真っ赤な紅葉と、夕日に照らされ黄金色に輝くススキの写真を見て、一度行ってみたいと思っていたのだ。

深入山案内板space.jpg深入山
左/深入山案内板  右/深入山
深入山は、毎年4月に山焼きが行われており、草原の山としての姿を保つとともに、森林では育たない多くの山野草が自生している。

午前10時30分に駐車場に到着。案内板によると、「東登山口」、「南登山口」、「西登山口」の3ルートがあるようだが、駐車場に一番近い南登山口から登り始めた。

深入山 駐車場の周囲の風景
深入山駐車場の周囲の風景
写真では分かりにくいが、深入山駐車場の周囲もきれいに紅葉していた。

南登山口から頂上までは約1.4km。平地なら15分ほどで歩ける距離だ。

案内板には、所要時間約1時間と書いてあったが、30分も歩けば着くだろうという思いもあり、足取りも軽く登っていく。

深入山space.jpg深入山のすすきの原
深入山のすすきの原
南登山口周辺。一面にすすきが生えている。

深入山space.jpg深入山
深入山南登山口付近
大きな木が結構残っている。山焼きを生き延びる奴もいるのか?


歩き始めて5分。最初はなだらかだった山道も、だんだん傾斜がきつくなり、油断していると滑り落ちそうなくらいになってくる。

しかも、木があまり生えていない山には日陰もなく、座って休めるような場所も見つからない。

普段運動をしない私には、きつすぎる・・・・

きつくなっていく山道space.jpg山道から下を見下ろす
深入山南登山口付近
どんどん傾斜がきつくなる。南登山口からのルートは、距離が短い代わりに傾斜がきついらしい。もう半分は登ったかなと思って下を見てみると、駐車場がすぐ近くに見えた。もう帰ろうかと思ったよ。

深入山 すすきの原
深入山南登山口付近
登山道の左右に広がるすすきの原。広島でこれだけのすすきの原を見られるところは珍しいんじゃないかな。


歩き始めて16分。そろそろ頂上が見えてくるかと思ったのだが、まだ全く見えない。

山道の傾斜もさらにきつくなってきて、足がお腹につくくらいにして歩かないと前に進むこともできない。

初心者向けの、楽に登れる山だと聞いていたんだけど・・・

深入山登山道
深入山登山道
傾斜きつすぎ。足とお腹がくっつくくらいにして歩く。出不精の私は登山なんてしたこともなかったので、山登りがこんなにきついとは思ってもみなかった。次からは、車で頂上まで上がれる山にしよう。


ぜいぜいと息を切らせながら下を見ると、紅葉に赤く染まった山々が広がっていた。

ここまで来たら、もう頑張るしかないよね。

深入山登山道から見た景色
深入山登山道
向かいの山(向真入山)の山頂と同じくらいの高さまで登っている。この時は、もうすぐ着くだろうと思っていたのだが、この後が結構きつかった・・・




ルート



吉水園と深入山の紅葉 ②

駐車場脇の公園


吉水園の開園時間は午前9時。1時間ほど余裕をみて、駐車場になっている太田川交流館かけはしに入った。

遅刻の嫌いな私は、常に1時間前行動を心掛けているのだ。

とはいえ、まだ時間が早いので、駐車場脇の公園をぶらついてみる。

公園内space.jpg公園内の紅葉
公園内の紅葉
名前もよく分からない公園だが、人が少なく、川もきれいで、とても気持ちの安らぐ公園だ。園内のモミジや銀杏もすっかり紅葉していた。

目の前を太田川と、そこに流れ込む小川が流れているのだが、水がとてもきれい。

この水が、広島の町を育て、今も我々の生活用水となっていると思うと感謝せずにはいられない。

公園前の小川space.jpg公園前の小川
公園前の小川
加計の町の中心部を流れている小川とは思えないほどきれいな小川。太田川は度々氾濫して広島の町に被害を与えたが、反面、物資の輸送(特に鉄)、農業用水、生活用水など、大きな恵みをもたらしている。


吉水園(よしみずえん)


吉水園は、以前も書いたとおり、鉄山師(製鉄業)であった加計隅屋(隅屋は屋号)16代当主の佐々木八右衛門正任(はちえもんまさとう)が、天明元年(1781年)から建設をはじめた庭園である。

現在も、加計隅屋当主の私邸なのだが、春のモリアオガエルの産卵の時期と秋の紅葉の時期に、年4度ほど公開してくださっているのだ。

吉水園
吉水園の紅葉
邸内のモミジは、見事に色づいていた。広島市内と違って、秋の訪れは早いようだ。
吉水園は、広島の縮景園も手掛けた京都の庭師 清水七郎右衛門の手によって、3度にわたる改造修理が行われ、今の姿となったそうだ。

昭和26年(1951年)に広島県の名勝に指定された庭園は、山口誓子はじめ、鈴木三重吉、湯川秀樹、岸信介ら、著名人も訪れており、庭園の入口付近には、山口誓子の句碑や、鈴木三重吉の文学碑も建てられている。

鈴木三重吉文学碑
鈴木三重吉文学碑
明治39年(1906年)の初秋、鈴木三重吉はここに1週間滞在し、ここで得た題材をもとに、「山彦」という作品を書いたそうだ。
「山彦」の書き出しには「城下見にゆこ十三里、炭積んでこ十三里、と小唄に謡うという十三里を、城下の泊りからとぼとぼと、三里は雨に濡れてきた。」と書かれているらしい。
広島市内から十三里((約50km)、三重吉は歩いてきたのかな?その後の展開が気にかかる・・・

庭園の中心となる吉水亭(よしみずてい)に上がり、高間(中二階)からの景色を眺めてみる。

初夏の青々とした木々もいいが、秋の色づいた木々もまた、美しい。

吉水亭 高間から見た邸内の様子space.jpg高間から見た庭園
左/高間からみた邸内  右/高間から見た庭園
周囲の景色を借景とした、高間から見た景色がこの庭園で一番らしい。昔は、ショッピングセンターの建物や、隣家の屋根などは見えなかっただろうし、ダムもなくて、水量の多い太田川を船が行きかったりしていただろうから、今よりも庭園の景色が引き立って見えていたに違いない。

吉水亭のまわりをぐるっと一回りして、美しく色づいた紅葉を楽しむ。

本当は、吉水亭に座ってゆっくりと眺めていたいんだけど、自分の家じゃないからしょうがないよね・・・

家の裏手から見た紅葉space.jpg吉水亭の前から見た紅葉
左/吉水亭の裏手から見た紅葉  右/吉水亭の前から見た紅葉
吉水亭の周りをぐるぐると回りながら、紅葉を楽しむ。本当は、吉水亭に座ってゆっくりと眺めたいのだが、写真を撮っている人が多いので、無理っぽい・・・

丘の上にある金屋子社(かなやごしゃ)にお参りした後、玉壺池と名付けられた池の周りを散策。

廻遊式庭園は、やっぱり歩いて回らなくちゃね。

金屋子社space.jpg御社に登る途中から見た吉水亭の屋根
左/金屋子社  右/御社に登るときに見えた吉水亭の屋根
金屋子神は、たたらを伝えたといわれる神様。出雲の比田に総本山の金屋子神社がある。加計隅屋は鉄山師だったので、金屋子神を出雲国より、勧請したのだ。

玉壺池と紅葉space.jpg池の西側から見た吉水亭
左/玉壺池と紅葉  右/池の西側から見た吉水亭
池を西側から、反時計回りに回ることにした。

玉壺池に映った紅葉space.jpg池の東側から見た吉水亭
左/玉壺池に映った紅葉  右/池の東側から見た吉水亭
池に映りこんだ紅葉も結構きれいだ。


久しぶりに来た吉水亭。モリアオガエルもいいけど、秋の紅葉もなかなかのものだ。

加計の町も歩いてみたいし、また遊びに来ようかな。



ルート




吉水園と深入山の紅葉 ①

温井(ぬくい)ダム


11月、広島は紅葉の時期を迎える。

どこに紅葉を見に行こうか迷ったのだが、久しぶりに安芸太田町加計(かけ)の吉水園(よしみずえん)に行くことにした。

朝5時に自宅を出発。(貧乏なので)高速道路は通らず、191号線を通って加計を目指す。

太田川
太田川
191号線は、広島一の河川 太田川の側を走る道。太田川の流れを横目に見ながら、のんびりと走るのは気分がいい。高速道路を通って、一気に目的地を目指す人には分からない贅沢な時間なのだ。(別に高速道路に乗れないのをひがんでいるわけじゃないからね。勘違いしないでよね!)

加計に着いたのは7時前。吉水園は9時に開園なので、近くにある温井ダムに行って時間をつぶすことにした。

温井ダムは、太田川の治水と利水(水道用水、水力発電)を目的に、太田川の支流の一つである滝山川の中流部に建設された多目的ダムである。

温井ダム
温井ダム
温井ダムは洪水調整、河川環境の保全、水道用水の確保、水力発電を目的に造られた多目的ダム。1982年(昭和52年)から建設に着手。竣工は2001年(平成13年)。ダム湖は温井地方に伝わる「江の淵の大蛇」の伝説にちなんで、龍姫湖(りゅうきこ)と名付けられた。

ダム湖(龍姫湖)湖畔の駐車場に車を停めて休んでいると、ようやく太陽が姿を見せ始める。

太陽の光を受けて明るくなってきた山を見ると、きれいに色づいていた。まだ、ほとんど色づいていない広島市内と違って、やはりこちらの紅葉は早いようだ。


温井ダム湖畔の駐車場space.jpg温井ダム 龍姫湖
左/温井ダム湖畔の駐車場  右/駐車場から見た龍姫湖
山はきれいに色づいているが、龍姫湖周辺はもう少しといったところか。下の道路にはクマ注意の看板も見られる。さすが県北だ。

紅葉はいいのだが、肝心のカメラの調子が悪く、オートフォーカスがまったく効かなくなってしまった。

私の腕で、手動でピントを合わせ続けるのは結構きつい・・・

ダム近くの駐車場にある石碑space.jpg龍姫湖の石碑のある駐車場から見た紅葉
左/ダム近くの駐車場にある石碑  右/龍姫湖の石碑のあたりから見た紅葉
ダムに降りるには、交差点を左折(ダムと反対方向)しなければならなかった。案内標識もないし、普通気付かないと思うんだけど・・・

ダムに降りる道が分からなくて歩き回って調べたり、少し苦労はしたけど、早朝の空気はおいしいし、鳥のさえずりも心地よい。

自然の中でゆっくりするのもいいもんだね。

近くから見た温井ダムspace.jpgダム近くで見たジョウビタキ
左/近くで見た温井ダム  右/駐車場でさかんにさえずっていたジョウビタキ
ジョウビタキがさかんにさえずっていた。秋が来たと実感する。

時間が早かったから、展望デッキには登れないし、ダムの内部の見学もできなかったけど、きれいな景色が見られたから、ダムに寄って正解だったかな。

温井ダム 管理棟space.jpg龍姫湖
左/温井ダム 管理棟  右/管理棟の前から見た龍姫湖
管理棟に描いてあるのは、マスコットキャラの龍姫さま。管理棟の前からは龍姫湖の方に降りることができる。

放流管の展示space.jpg放流管案内板
左/管理棟の前に展示してある放流管  右/放流管案内板
ダムの放流管は、厚さ2.5cm、直径3.7mもあるらしい。結構大きいんだね。


ダムが予想外に大きいのを見て、足がすくんじゃったけどね・・・

温井ダムspace.jpg道路にかかっている橋
左/温井ダム  右/来る途中に通った橋
左/龍姫湖側から見たのと違い、ダムがとても大きく見える。湖に隠れてないんだから、当たり前だけど・・・ 右/来る途中に通った橋ってあんなに高かったのね。帰りにまた通らねばならないかと思うとガクブルだ・・・




ルート




三次の彼岸花と安芸郡山城 ⑥

勢溜の壇(せだまりのだん)


本当はすべての郭を見て回りたかったのだが、雨が強くなってきたので仕方がない。

御蔵屋敷跡から尾崎丸を通る下山ルートを通って下山を開始した。
郡山城跡 地図
郡山城地図
登山口で配布している地図より。
安芸高田市観光ナビの観光パンフレットダウンロードページからダウンロードできます。

下山ルートの側には勢溜の壇(せだまりのだん)という郭があるので、少しだけ見学。


勢溜の壇 案内板space.jpg勢溜の壇
左/勢溜の壇 案内板   右/勢溜の壇
尾崎丸方面を守る大型の郭。広さ500~700㎡の郭が四段重ねになっている。右の写真は一番上の郭。写真で見ると、ただの林にしか見えないけど・・・

ここは、高さ1mくらいの段差のある広めの郭を四段にした郭で、本丸を守る兵士が待機していた場所らしい。

この郭は山道に沿って作られているので、尾崎丸を抜けて本丸へと向かう敵兵をここで殲滅する構造になっているのだろう。

満願寺跡


勢溜の壇から100mほど山を下ったところに満願寺跡への入口がある。

急いでいるのだが、資料館で見た石組の池跡を見たかったので、寄ってみることにした。

満願寺跡space.jpg満願寺跡案内板
左/満願寺跡   右/満願寺跡 案内板
案内板によると、満願寺は、天平12年(740年)行基が千手観音木像を彫刻してお寺を建て、木像を安置したことに始まるものと伝えられ、仏像は毛利氏の守護仏だったらしい。お寺は後に、毛利氏とともに広島、萩へと移転したが、現在は防府市内にあるそうだ。

ここにお寺があったとは信じられないくらい、どろどろにぬかるんだ敷地内を歩いていくと、端の方に池だか水たまりだか分からないものがあった。

どうやら、ここが蓮池跡らしい・・・

蓮池跡
蓮池跡
400年前は、ここに蓮の花が咲き乱れ、錦鯉が泳いでたりとかしてたのかな?
今では、端の方にわずかに残る石組がかろうじて池だった頃の面影を残している。

「昔の光今いずこ」ってやつかな・・・


妙寿寺曲輪跡


地図を見ると、満願寺跡のすぐ側に、妙寿寺曲輪という郭がある。

もうここまで来ると、ついでに寄ってみたくなるのが人間の性というやつだ。

湿地帯と化したお寺の跡を歩いていくと、石垣でもあったのだろうか、端の方には大量の石が転がり、2mくらいの急傾斜地に道が造られている。

ここを登ったところが妙寿寺曲輪のようだ。

満願寺跡space.jpg妙寿寺曲輪へ行く道
左/満願寺跡に落ちている大量の石  右/妙寿寺曲輪へ続く道
妙寿寺曲輪と満願寺の間には、2mくらいの段差がある。写真では分かりにくいが、油断すると滑り落ちるくらいの急傾斜だ。この高低差を生かしてここで敵を食い止めるつもりなのだろうが、普段の上り下りは大変そうだ。

雨で滑りやすくなった道をなんとか登り切ると、一面に木の生えた林が広がっていた。

案内板によると、ここが妙寿寺曲輪のメインの郭で、満願寺へと攻め込んだ敵を壁として防ぐ役割があったようだ。南側には帯状に郭が造られ、防御を固めるとともに、南側への通路としても使われていたらしい。

妙寿寺曲輪案内板space.jpg妙寿寺曲輪
左/妙寿寺曲輪案内板  右/妙寿寺曲輪
妙寿寺は、毛利隆元の夫人の菩提寺であったそうだ。お寺がどの辺にあったのかは分からないけど・・・
曲輪はすでに林と化しており、よく分からないのだが、ここが一番大きな郭のようだ。この下には帯曲輪が尾崎丸や本城(郡山城拡張前の本丸)方向に連なっており、本城や尾崎丸へ攻め寄せてきた敵を挟撃できるようになっているのだろう。


尾崎丸


妙寿寺曲輪から、満願寺跡へと戻り、再び下山を開始。

100mほど下ったところに、尾崎丸の案内板が立っていた。
尾崎丸案内板
尾崎丸 案内板
尾崎丸は、長さ42m幅20m、この曲輪群中最大の曲輪。隆元が尾崎殿と称されていたことから、隆元の居館があったと考えられているそうだ。

案内板によると、尾崎丸には毛利隆元の居館があったらしいのだが、案内板が立っている場所は、館を建てるにはどう考えても狭い。

満願寺 仁王門跡
満願寺仁王門跡
ここには、満願寺の仁王門が建てられていたらしい。戦争になると、仁王門を櫓として使う予定だったのかな?

おかしいと思ってよく見てみると、ここは満願寺の仁王門が建てられていた場所で、隆元の居館は、堀切を渡ったところにあったようだ。

尾崎丸 堀切
尾崎丸 堀切
尾崎丸の堀切。下の方までずっと続いているようだ。
深さは1m程度しかないが、おそらく埋まってしまったもので、当時は何メートルもあったのだろう。


本当は、堀切を渡って、尾崎丸を見てみたかったのだが、早く降りないとカメラが濡れてしまうので断念。

また今度来た時にでもゆっくり見ようかな。


展望台


尾崎丸から200mほど歩いたところに展望台があったので、しばし雨宿り。

郡山城 展望台
郡山城 展望台
2階建ての展望台。ふもとから見ると、毛利の一文字に三ツ星の家紋の垂れ幕が見えるのだが、あの垂れ幕は、この展望台にかけてある。
展望台で休んでいると、大きな牡鹿が鳴きながら走り去って行った。命を守るためとはいえ、すごい所に城を造るなぁ・・・

しかし、結局雨は止むことはなく、びしょ濡れになって帰る羽目になってしまった・・・

展望台から見た吉田の町
展望台から見た吉田の町
雨が降っているので、展望台の2階から見る気は起きなかった。どうせガスってよく見えないしね。

折角登ったのに、雨のせいでゆっくり見ることができなかったのがとても残念。

本城の本丸の方にも行ってみたいし、また機会があったら登ってみなくちゃね。



★★★★★Data★★★★★★★★★★

1.お出かけした日: 2016年9月25日(日)
2.しんどいわポイント(しんどさを表わします):★★★☆☆
3.目的地までの所要時間(自宅~吉舎町辻まで):1時間36分(79km)
4.走行距離:166Km(自家用車) +11,221歩( 徒歩8.1Km)
5.消費エネルギー:ガソリン8.3ℓ(ガソリンはリッター20Kmで計算)+330.7Kcal(脂肪燃焼量47.2g)
6.地図はこちら




プロフィール

しんどいわ太郎

Author:しんどいわ太郎
いつの間にか、1年遅れになっちゃった・・・
別のブログを立ち上げる予定ですが、ここには季節ネタをちょくちょくあげて残しておくつもりです。
新しいブログにデータを移すのはめんどくさいからね・・・

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